IRCは ”簡単に” が一貫してポリシーとして続いているようです。
この ”簡単に” は、一般的なユーザー(競技者、レース委員会、計測員など)に対してであり、専門的にはレーティング算出式がクローズですので、簡単にはいかない面もあります。
まあ、見た目は、かなりシンプルで昔のIORより簡単です。
IRCの大きなセイルスポイントとしていますが、........裏返して欠点でもあります。
”簡単に” を実現している大きな柱として4つの事があります。
1. 1つだけのハンディキャップ係数(シングルハンディキャップ&Time on Time)
2.計測ポイントの少ない。
3.制限も少ない。
4.Max乗艇人数(Max体重)は、変えられない。
IRCを普及させる意味で大きな特徴である上記4つのポイントは、IRCレーサーに最も重要な要素で
これを逆手にとって勝利を引き寄せる事が可能です。
そして勝利を諦める事も重要だと教えてくれます。
長所、短所並べてみると.
長所
1.レース成績が、分かり易い
2.運営が楽
3.ルールの違反や間違いが起こり難い。
4.制限が少ないためより多くの艇種にレーティングが与えられる。
短所
1.特定の艇が特定のコンディションで勝つ事になってしまう。
2.オーナーにより大きな負担
3.ワンデザインボートはクラスルールとの違いが生じる。
4.複雑なセイル選択になりやすい。
5.乗艇人数(体重)が、変えられない。
6.計測知識を知っている艇とそうでない艇では、大きな差が生じる。
欠点や逆手に取る方法は、後々1つ1つ検証して公開しようと思っています。
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