2012年10月10日水曜日

High paformance rating 続報

HPRのサイトではルールとスプレッドシートが公開されてますね。計測にはIMSを使う、モノハル、固定キール、シングルナンバーレーティング、重い船は排除、などが書かれています。
またORC、ORR、IRCなどを統一した計測方法についても、Webで触れられています。 
サンフランシスコBigBoatでテスト使用したようです。J125が優勝、
キーウエストでもHPRを使う様になりそうです。
主な艇のレーティングサンプルはここです→http://www.hprsailing.org/technical/fleet-ratings
フェイスブックページも出来た様で→ http://www.facebook.com/pages/HPR-Sailing/275292205881238
アメリカだけで終わるのか、ヨーロッパやその他に広がるのか?
ORCiの証書にはHPRの値が表示されるようで、EUの動向は気になりますね。

2012年6月16日土曜日

ついに発表された High performance Rule !!

前から話題になっていた、High Paformance Rule が発表された。
ついに、GPタイプのレーティングルールが、この方向に行くのではないか?
IRCはローカルなルールになってしまうと思うのは私だけかな?
http://www.hprsailing.org/

2012年5月10日木曜日

ORC club 証書が無料!!!

なんとORCclub証書は発行手数料がタダになった。完全な無料だ。
証書発行のために日本ORC協会がORCに支払っていたレビーが、ダメ元で「タダにしてよ!」って言ったら、「いいよ」って…
これは、世界の中でも日本だけ一方的にORCが減少しIRCが増えている現状をORCが重視したためだ。今や成熟しているセイリング文化を持っている国で、IRCが非常に強い国はイギリスとフランスだけだ。前回紹介したセイラーサービスと合わせ凄いことになっている。
とりあえずリンクhttp://www.orcj.org/

2012年2月10日金曜日

ORCセイラーサービス  これはすごい!!

ORCセイラーサービスって知ってますか? 
すごいサービスです。世界中のORC艇のスペックがWeb上で見られます。
Dataは、55,000以上あるらしい!
1.コピー証書は、全部タダ!!何枚でもタダ! 最近の艇は全部見れる。
2.テスト証書も編集までできる。たったの10€から
3.スピードガイドという、艇のスピード予測をした物も入手できる
4. 世界中シームレスで、即見られます。
下のリンクに、使い方有りますので使ってみて下さい。
http://www.orcan.org/download/2012/sailor_service.pdf
しかも、誰でも利用可能!!
TP52、カンティングキール艇、World優勝艇、なんでも見て楽しめますよ!
ほんとに驚きのサービスです。

ほら、私は、進水したばかりのGust(Ker40)と同型艇も My Boatsリストに入れちゃいました!


2012年1月20日金曜日

NYYCのニューレーティングシステム 2

NYYCの新しいレーティング High Performance Handicap Rule (HPR)の続報

ORCによれば、ORCとNYYCはどのようにORCが関わっていくか、協議中とのこと。

そして、Seahorseマガジンのfacebookページに

”ORC and ORR... the HPR could be posted on both certificates according to Steve Benjamin... Scoop from our current underway discussion on the future of One Design or Handicap Racing if they have a High Performance Rule...”
と有ります。
VPPレーティングに風はシフトしてきたかも??
ORCの証書の中に掲載されるのかな?

2011年12月16日金曜日

IRCレースで勝つには? #5  IRCの特徴 4  いろんな艇種を評価する

2回目の“簡単に”でも書きましたが、《制限が少ない事》は、いろんな艇に対してレーティングを与えています。

クラッシクボート

18ftクルージング艇
ミドルサイズ クルーザーレーサー
100ft以上のMaxiサイズ
Melges32などのスポーツボート
ボルボオーシャン レーサー
40ft_IRCレーサー
クルージングボート

ごく一部の例だが、これら全部、IRCボートとして一緒にレースを出来る事になっている。
モノハル艇のほぼ全ての艇種をカバーしていると言っても良い状態。

良い点 : 幅広く、違う艇種間でレースが出来る。みんなでレースして楽しい。

悪い点 : 同じサイズでも性能の差(ボートスピード)は艇種間で大きく違う。
そして、シングルナンバーなので、極めて近いハンディキャップの値でも、
       風向風速によって艇種間で大きくボートスピードが違ってくる。
これってどーなるの?

この事は、IRCレーティングを考察する上ではとっても重要です。
次回以降で解説します。

2011年11月30日水曜日

NYYCのニューレーティングシステム

イギリスのヨット雑誌SeahorseやORCの年次会議の報告書を読むと、新しくニューヨークヨットクラブがハイパフォーマンス用のレーティングシステムを始めるそうだ。High Performance Handicap Rule (HPR)と言うらしい。担当はスチーブ.ベンジャミン氏。
特徴は
1.ハイパフォーマンスボート用でクルーザーレーサーには使わない
2.完全にオープンでブラックボックスは無し
3.有る程度の期間ルールを固定する
4.外洋にも使えるモノハル固定キール用
5.意図的に遅くしてレーティングを有利にする特徴は排除する

まだ正式な発表は無い様でどこまでが正確な情報かよく分らないけど........
NYYCは本気らしい。